★ 公約 （３４－１／３） ： 教育制度改革をします

　このブログを始めようと思い立ったキッカケの一つでもある今回の公約ですが、自分の中で纏めるのに時間がかかり、公開するのが遅くなりました。　未だに　『もっと良い手段で、表現で・・・』　と見直すたびに繰り返し思いますが、とりあえずということで。


　社会で役に立つ能力が仮に１００あるとしたら、これまでの学校教育制度で培われ、優劣を判断する材料とされてきた能力は、その内たったの２つだけ。「記憶力」 と 「理解力」 。　これでは、せっかく時間をかけて社会に出た大卒者の能力が低いのも極当然です　（いや実際は・・・、「記憶力」 も 「理解力」 も興味を持てば誰でも身に付くモノなので・・・）。　
　例えばもっと、「発想力」 やら、「構成力」 「協調性・グループ活用力」 「自主性」 「臨機応変な判断力（機転）」 「責任感」 「忍耐」 「感性」 「話術」 などなどを、そして肝心な 「思いやり」 「いたわり」 「まごころ」 を伸ばし育てていけるような、より社会の様々な場面に役立つような教育システムに改善していく必要があると思います。　そして、育てる才能の幅を増やすということは、同時にそれだけ多くの優秀な人材をつくるということに繋がりますし、　結果、人間には得意不得意はあっても、優劣は無いと証明することにもなります。

　先にも書きましたが、結局、何をするにせよ一番大事なのは　“興味を持たせる”　事に尽きるような気もします。　例えば、勉強は出来ないけど、趣味の話になると博士級の知識を披露する人はたくさんいます。　教員側の知恵と努力で生徒達が授業に興味を持ちさえすれば、どんな人でも必要な能力を付けられるでしょう。　「好きは物の上手なれ」　ですね。

　「不便」 の大切さも学んで欲しい。　便利さで得るモノは多いですが、失うモノのほうがずっと多いと思います。　《便利≒快楽＝堕落》　的な発想ですが、あまり誇張すると宗教っぽくなってしまうので、この辺にします。
　全ての　“他人の責任”　を　“自分の責任”　に解釈を変えられるだけで、世の中は大きく大きく変わる筈。　しいては、それが全ての既存の社会問題解決に繋がる筈。　　日本は、先進国の中で最も自営者の割合が少ない国だそうです。　分かる気がしますね、自己責任とリスクが大きいからです。　とても日本人らしい。

　「経済的成功」 や 「社会的地位向上」 のように　“他人からの評価”　を利己的満足とするような短絡的な満足から、もっと　“周囲の満足”　を得ることで自己の満足に繋げられるような人間に成長させたいです。

公約！　教育制度改革をします。 （毎度ウワベだけでスミマセン）



勿論、まず真っ先に行なうべき教育改革は 「教員」 側です。


















　何故、「記憶力」 という能力一つ優秀なだけで、社会的な優遇を得やすいのか？　何故、それ以外にも無限に存在する能力の中で 「記憶力」 だけが尊重されて、人間的優劣の判断基準になっているのか？　それは 「記憶力」 だけが、客観的に （学力というカタチで） 判断し易かったからです。　その、あまりにもあまりにも偏った判断基準を正したい。　それだけです。

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