★ 「太田総理」

　このブログにとっては本家ともいうべきかもしれないテレビ番組 「太田光の私が総理大臣になったら」 の公式サイトに、過去に放送されたマニフェストが可決・否決の結果と共に掲載されていまして、 パクれそうな公約はないかと覗いてみました。


















　なかなか面白い公約が多いです。
　例えば 「天下りする官僚は全ての退職金をなしにします」 これの場合、オレ流の公約にするなら 「天下りする官僚はボランティアにします」 ですね。　事実上の無力化です。
　あと 「政党を廃止します」 これは良いですね。　この公約は賛成です。
　「体罰を認めます」 これも良いです。　ただコレはタイミングがとても大切なので、教師個人にとっても “一生に一度くらいの愛を込めたモノ” であってほしいです。
　考えてみれば、時事ネタの情報源や普段から理不尽に思うことは皆同じなので、当然といえば当然ですが似た公約もいくつかあります。　当ブログの 「公約 （２）」 に近い発想の 「インターネット利用者には実名の公表を義務付けます」 というのもありましたが、コレに関しては恐らく少々言葉足らずで、インターネット利用者全員を実名公表する必要は無く、「公約 （２）」 のように問題視されている範囲にだけ規制をかければ良いと思います。


　収穫だったのは、各マニフェストに対する番組視聴者の意見が書き込んであり、そこにとっても興味深いモノが多かった点です。　たくさん良いのがあったんですが、いくつか抜粋すると 「レディースデー的なものを一切廃止します」 という、番組内では７９％の圧倒的支持で可決されたにマニフェストに対する１０代・女性の 「反対」 意見、
　廃止するという否定的な考え方でなく、メンズデーを作るというような、そうゆう方向で男女平等にすべき。男女の差は年齢の差と変わらないもの、元々差があるんだから完璧に平等にすることは互いの負担になるのでは
　感動しました。　こんな前向きで素晴らしい意見の持ち主と知り合いになりたい。
　この姿勢は是非今後の為に見習いたいと思います。

　同マニフェストに対して、同じく１０代・男性の 「反対」 意見、
　別にこれから先に女性が優位に立つことがあっても良いと思う。女性が優位に立ったことが分かれば、今度は男性への差別を無くそうという運動がおこるだろう。それからは男性⇒女性⇒男性⇒女性⇒‥‥‥というように高い地位が交互に入れ代わっていき、その「波」が少しずつ小さくなっていく。その「波」が極限まで小さくなったとき初めて「平等」が実現されるはずだ。 今、その波を狂わせることは決してしてはいけないと思う。経済にしても、社会はそうして成り立っているのではないのか
　１０代でこれほど達観してるとは感動モノです。　こういう若者達がいると知ることが出来ただけでも有意義でした。



　ＮＨＫ総合で不定期的に放送する特別番組 「日本のこれから」 シリーズや、ＮＨＫ教育の 「１０代しゃべり場」 もそうですが、ああいうディベートスタイル番組は、毎回色んな発見が出来るのでいいですね。

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テレビ番組 「太田光の私が総理大臣になったら」 ホームページ
http://www.ntv.co.jp/souri/