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「徴兵制度」 は軍事的能力訓練と愛国心教育が主な目的でしょうが、ソレを除けば現代に当てはめても充分好い制度だと思います。
災害時等に必要な人命救助法を学ぶ。 自主性や自給自足手段を学ぶ。 様々な職業体験をする。 集団生活の大切さ、大変さを学ぶ。 更に、男性への家事協力を促す意味で 「主婦」 「主夫」 体験なんかをやっても意外な効果 (核家族上に起きやすい問題解消など) があるかもしれません。 そして何より軟弱な日本男女児を鍛えなおす事を目的としてます。
問題は、お金がかかる点と、学力低下を助長する可能性がある点です。 学力低下は、対象を年齢を22才から23才まで (1年間) にすることで回避できると思います。 かかるお金は、職業訓練に対し民間企業協力してもらい、職業体験の一環として解決できれば理想ですね。
で、新制度の名称は…、まんまですが 「青年活練制度」 というのでどうでしょう。
公約! 「徴兵制」 みたいなモノをはじめます。
災害時等に必要な人命救助法を学ぶ。 自主性や自給自足手段を学ぶ。 様々な職業体験をする。 集団生活の大切さ、大変さを学ぶ。 更に、男性への家事協力を促す意味で 「主婦」 「主夫」 体験なんかをやっても意外な効果 (核家族上に起きやすい問題解消など) があるかもしれません。 そして何より軟弱な日本男女児を鍛えなおす事を目的としてます。
問題は、お金がかかる点と、学力低下を助長する可能性がある点です。 学力低下は、対象を年齢を22才から23才まで (1年間) にすることで回避できると思います。 かかるお金は、職業訓練に対し民間企業協力してもらい、職業体験の一環として解決できれば理想ですね。
で、新制度の名称は…、まんまですが 「青年活練制度」 というのでどうでしょう。
公約! 「徴兵制」 みたいなモノをはじめます。
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一昨日見つけた、このブログ。 ヘタな本を1000冊読むよりもずっと参考になることがたくさん書いてあります。 これほど問答無用の 「真理」 を具体的に表現できた人物をオレは数多く知らないですが、このブログ筆者はその数少ない一人な気すらします。 このブログ筆者が最も優れている理由は、集めた知識・情報(その収集量の膨大さも驚異的です)を鵜呑みにせず、全て一旦バラバラにして原子レベルから自分で構築し直している点です。 コレが出来るかどうかで発想は大きく違ってくる。 それが出来た人間の言葉だから面白いのでしょう。
『なるほど!』 と思わず唸りたくなる質の高い記事がたくさんです。 少なくとも内容が “好きか嫌いか” のレベルを超えているのは間違いないでしょう。
恥ずかしながら、未だオレが個人的な感想を書くには勉強不足過ぎて、理解出来てない部分も、納得出来てない部分も少なくないので、こうやって他人に勧めるには尚早かもしれないですが、面白いブログには違いないので無許可ながら紹介しました (こういうのってサイト管理者の許可がいるのかな?)。
末に影響を受けて考えを改め、当ブログに訂正を加えなければいけない部分もたくさん出てくるかもしれません。 逆に、もし万が一、後日 『やっぱりこのブログは支持できない』 となることがあったとしても、オレが批判できる次元でないのは確かです。
もちろん、人生にかけるのベクトルは人それぞれ違います。 例えば、与えられた一日24時間中で共に睡眠時間3~4時間だとしても、それを農業にかけたか、美術にかけたかで人生観は根本的に変わってしまう。 だからこそ、時にこういう方の意見はありがたく拝見する必要があると思います。 やっぱり 「無知は罪」 なんですね。
★追記★(2008/09/06)
詳細は書きませんが、この記事は削除します。
昨日と今日入った悲劇的ニュースで、恥ずかしながらオレを含め多くの日本人も名を覚えただろうNGO 「ペシャワール会」 中村医師のインタビュー記事です。
たくさんの日本人に読んでもらいたいと思いましたので、勝手ながらリンクと記事の一部転載をさせてもらいました。
平和とは武器によって作り出すものではなく、水と緑によって人々の生活を保障することです。3度3度ご飯が食べられること、家族が一緒に暮らせること、それ以上を望む人はいません。日本に帰ってくると人々の表情が暗いですね。人間、物を持てば持つほど顔が暗くなるんですね。アフガンの子どもたちは生きることさえ大変だが、笑顔はすばらしい。日本の子どもはどうですか?
* P.S. タリバン・オマル氏へ /
水を汲み、作物を育て、生きる喜びを与えることは「西洋文化」ではない。 それに 「彼ら」 は日本人である以前に地球人です。 御慈悲を。
ペシャワール会中村医師 「丸腰だから現地の人に伝わるものがある」 / JanJan News
http://www.news.janjan.jp/world/0806/0806048723/1.php
「ペシャワール会」 のホームページ
http://www1a.biglobe.ne.jp/peshawar/
たくさんの日本人に読んでもらいたいと思いましたので、勝手ながらリンクと記事の一部転載をさせてもらいました。
平和とは武器によって作り出すものではなく、水と緑によって人々の生活を保障することです。3度3度ご飯が食べられること、家族が一緒に暮らせること、それ以上を望む人はいません。日本に帰ってくると人々の表情が暗いですね。人間、物を持てば持つほど顔が暗くなるんですね。アフガンの子どもたちは生きることさえ大変だが、笑顔はすばらしい。日本の子どもはどうですか?
* P.S. タリバン・オマル氏へ /
水を汲み、作物を育て、生きる喜びを与えることは「西洋文化」ではない。 それに 「彼ら」 は日本人である以前に地球人です。 御慈悲を。
ペシャワール会中村医師 「丸腰だから現地の人に伝わるものがある」 / JanJan News
http://www.news.janjan.jp/world/0806/0806048723/1.php
「ペシャワール会」 のホームページ
http://www1a.biglobe.ne.jp/peshawar/
地球環境問題は今や誰でも認知している問題ですが、アナタには本当の解決策があると思いますか?
自動車燃料、火力発電燃料、身の回りのプラスチック製品、生活の殆どに関わっている 「石油」 を環境問題解決の為とはいえ、人類が手放すことは出来るんでしょうか? いや無理かもしれません。 人間は快楽主義者なので、口ではカッコのいいことは言いますが、結局、自分さえ今さえ良ければいい人ばかりですから。 だって実際、近所で、電気も車も石油製品も使わずに生活している人いますか? もしいたとしても、キチガイ扱いされてヨシでしょ。
しかし、環境汚染はもう待ってくれません。 無情にも地球温暖化は進んでいきます。 当ブログ 「公約30」 にも書きましたが、温暖化が進み北極の氷が溶けると、氷に含まれている大量のメタンガスまで大気に放出され、CO2の21倍のスピードで温暖化を早める悪循環だそうです。 今後の世界的な経済発展を予想すると、既に手遅れと言う学者もいるくらいです。
灼熱地獄化した300年後の地球に生まれ堕ちた我らの子孫は何と言うでしょうね?
『なんでオレを生んだんだろう…』
子供に一番言われたくない言葉の一つです。
現在、世界的な原油高と云われていますが、実際その原因となると 「中国、インド、ブラジルなど新興国の需要上昇」 や 「闇の投資家による価格操作」 、 「アメリカをはじめとする先進国の景気後退」 だなんていう憶測は日々耳にしますが、誰一人として確固たる真実を握っている人はいないでしょう。
オレは握りました。 そう世界中が今最も知りたい真実を握ったんです。
それは…、やはり “ある集団” による原油価格操作が原因でした。
まず、それが何の為の価格操作なのか? それはもちろん、最初にも書いた環境問題解決の為でしょう。 では、何故今回のオイルショックを招いているのか?というと、これも最初書いた事につながるのですが、現在石油漬け生活を送っている経済発展国へ石油使用禁止を突然に行なったらどうなるでしょう?ということです。 産業革命後の歴史上最大の経済パニックは間違いないですね。
身近な例を挙げれば、町の運送屋さんはみんな廃業です。 家族6人路頭に迷う。14人いる社員と、その家族だって同じです。 そんなことが世界中で一斉に起きるんです。 もう涙が枯れるなんて次元じゃないでしょう。
だからこそ! その“ある集団”は話し合い、悩み抜いた末の苦肉の策として 「原因不明のまま石油価格を少しずつ上昇させる」 という手段をとったのです。 彼らの期待からすれば 『国民の生活は守りたいが限界はとうに過ぎた。何とか可能な限り時間をあげるから、石油に頼らない生活手段を見つけてくれ…』 ってなもんです。きっと。
それが、今の 「1リットル/189円」 になってるワケです。 そんなんだから、今後も勿論ガソリン価格は下がりませんよ。 来年には 「1リットル/739円」 とかです。 再来年は 「1リットル/2052円」 とかになります。 まあ当然、その頃にはある程度の白黒はついているでしょうね。 原油なだけに「黒」いほうに。
そして “ある集団” とは? 正体は未だにはっきりは分かりませんが、恐らく経済先進国と新興国及び産油国の実業家や政治家による秘密結社ではないか? との話だそうです。
* この話は勿論、程度の低いオレの作り話ですが、 『本当にそうであってほしい』、 『今からでも遅くないからそうしてくれ』 と願いが込められてますから。
☆ブログ内関連記事☆
・ 公約 (3) : 自家用車・レンタルカー業・タクシー業を禁止します (2008/07/08)
・ 公約 (6) : 「三つ子の魂百まで」 政策を導入します (2008/07/11)
・ 公約 (12) : 道路特定財源を10分の1に削減します (2008/07/21)
・ 見ていて恥ずかしくなるもの (2008/08/04)
・ 公約 (26) : 原子力発電所、火力発電所を閉鎖します (2008/08/11)
・ 公約 (27) : 「農業先進国」 を目指します (2008/08/11)
・ 究極の選択 (2) (2008/08/24)
自動車燃料、火力発電燃料、身の回りのプラスチック製品、生活の殆どに関わっている 「石油」 を環境問題解決の為とはいえ、人類が手放すことは出来るんでしょうか? いや無理かもしれません。 人間は快楽主義者なので、口ではカッコのいいことは言いますが、結局、自分さえ今さえ良ければいい人ばかりですから。 だって実際、近所で、電気も車も石油製品も使わずに生活している人いますか? もしいたとしても、キチガイ扱いされてヨシでしょ。
しかし、環境汚染はもう待ってくれません。 無情にも地球温暖化は進んでいきます。 当ブログ 「公約30」 にも書きましたが、温暖化が進み北極の氷が溶けると、氷に含まれている大量のメタンガスまで大気に放出され、CO2の21倍のスピードで温暖化を早める悪循環だそうです。 今後の世界的な経済発展を予想すると、既に手遅れと言う学者もいるくらいです。
灼熱地獄化した300年後の地球に生まれ堕ちた我らの子孫は何と言うでしょうね?
『なんでオレを生んだんだろう…』
子供に一番言われたくない言葉の一つです。
現在、世界的な原油高と云われていますが、実際その原因となると 「中国、インド、ブラジルなど新興国の需要上昇」 や 「闇の投資家による価格操作」 、 「アメリカをはじめとする先進国の景気後退」 だなんていう憶測は日々耳にしますが、誰一人として確固たる真実を握っている人はいないでしょう。
オレは握りました。 そう世界中が今最も知りたい真実を握ったんです。
それは…、やはり “ある集団” による原油価格操作が原因でした。
まず、それが何の為の価格操作なのか? それはもちろん、最初にも書いた環境問題解決の為でしょう。 では、何故今回のオイルショックを招いているのか?というと、これも最初書いた事につながるのですが、現在石油漬け生活を送っている経済発展国へ石油使用禁止を突然に行なったらどうなるでしょう?ということです。 産業革命後の歴史上最大の経済パニックは間違いないですね。
身近な例を挙げれば、町の運送屋さんはみんな廃業です。 家族6人路頭に迷う。14人いる社員と、その家族だって同じです。 そんなことが世界中で一斉に起きるんです。 もう涙が枯れるなんて次元じゃないでしょう。
だからこそ! その“ある集団”は話し合い、悩み抜いた末の苦肉の策として 「原因不明のまま石油価格を少しずつ上昇させる」 という手段をとったのです。 彼らの期待からすれば 『国民の生活は守りたいが限界はとうに過ぎた。何とか可能な限り時間をあげるから、石油に頼らない生活手段を見つけてくれ…』 ってなもんです。きっと。
それが、今の 「1リットル/189円」 になってるワケです。 そんなんだから、今後も勿論ガソリン価格は下がりませんよ。 来年には 「1リットル/739円」 とかです。 再来年は 「1リットル/2052円」 とかになります。 まあ当然、その頃にはある程度の白黒はついているでしょうね。 原油なだけに「黒」いほうに。
そして “ある集団” とは? 正体は未だにはっきりは分かりませんが、恐らく経済先進国と新興国及び産油国の実業家や政治家による秘密結社ではないか? との話だそうです。
* この話は勿論、程度の低いオレの作り話ですが、 『本当にそうであってほしい』、 『今からでも遅くないからそうしてくれ』 と願いが込められてますから。
☆ブログ内関連記事☆
・ 公約 (3) : 自家用車・レンタルカー業・タクシー業を禁止します (2008/07/08)
・ 公約 (6) : 「三つ子の魂百まで」 政策を導入します (2008/07/11)
・ 公約 (12) : 道路特定財源を10分の1に削減します (2008/07/21)
・ 見ていて恥ずかしくなるもの (2008/08/04)
・ 公約 (26) : 原子力発電所、火力発電所を閉鎖します (2008/08/11)
・ 公約 (27) : 「農業先進国」 を目指します (2008/08/11)
・ 究極の選択 (2) (2008/08/24)
図書館でたまたま見つけたので、発売当時話題だった 「もう、国には頼らない」 を読んでみました。 著者は渡辺美樹氏。
まずは、読んで印象に残っている内容だけ書きます。(記憶で書いてるので正確じゃないです)
● 学校は、「客」である生徒の立場に誰も立っていない。
● 授業の成果が給料に反映されない為、やる気のない教員が増加。
● 教員を守る為に人件費が重み、私立校の半数が赤字運営。
● 教育委員会は、公立校と私立校との間で受入れ学生数を調整する談合の場。
● 学校への補助金を、「官」からではなく「子供の親」からクーポン券のように渡す制度にすれば、学校側は選んでもらう為に努力をせざるを得なくなる。
● 「社会的入院」という、寄り所のない老人を守る慣習がある為に、病床が足りなくなり結果的に病院が潰れていく。
● 医師不足にも関らず医師が一年契約の為、病院よりも医師のほうが立場が強くなり、怠慢な医師が増加。 医師の数が安定するまで、複数年契約が望ましい。
● 介護保険制度の「点数制」が、効率重視の最悪な介護を生んだ。
● 「客」である老人の立場に誰も立っていない。
● 日本の農業再生は、土地面積や人件費、地価を考えると、公的援助なしで世界市場とは戦えない。
● 輸入米が余っている為、稲作をやめ他の作物を作る農家に国が補助金を出している。
● 人間は基本的に弱く、怠け者。 楽なほうに流れるのが自然な流れ。
● 基本的に「官」には「経営」という観念が無い。
● 官僚は「教育を含めた公的事業に競争があってはダメになる」と云うが、実態は全く逆で、教職員の怠惰を生んでいるだけ。
● ここでいう「競争」とは他人との争いではなく、自分との争い。
● 日本人は「お金」を全面に出すことをイヤラシイと感じる風潮があるが、「お金」は単なる「道具」だと思えばよい。
● 守るべきは、教員ではなく生徒と教育。医師ではなく患者と医療。農家ではなく消費者と農業。
● 基本的な「官」の考え方は、技術の低い教師・医師・農家の保護が前提。 それは一見美しいが、逆に言えば技術の高い教師・医師・農家のやる気を削ぎ、技術進歩を遅らせている。民主主義に反する。
● 教育問題も、医療問題も、福祉問題も、自給率低下問題も、元凶は官庁による間違った(経営概念のない)政策。 民間企業参入を推進し、競争を発生させることが現在唯一の解決策。 ただそうなると格差社会(貧乏人はどの分野でも質の高いサービスを受けられなくなる)の拡大は拭えなくなる為に、国がセーフティーネット(社会的弱者の救済策)を敷く必要がある。
● 先進国(資本主義経済)が後進国の飢餓や難民を生んでいるのは間違いない。 なので、せめてもの罪滅ぼしに自らの利益をNPOでの援助活動に使っている。 10万人は救えないが、1人2人を救うことは出来る。 その1人2人が、将来自分の国を救う人材になるよう教育も受けさせたい。
● ワタミグループのスローガン 「地球上で一番たくさんのありがとうを集めるグループになろう」
● 「もう、国には頼らない」は貧しいカンボジアの孤児達の姿が教えてくれた。
この本の内容を誤解を恐れずに平たく解釈すれば、 “人の幸せが自分の幸せにつながる” という大前提で、 “現在の 「官」 による公共事業は、弱い10人を守る為に90人を泣かせている。 それを 「民」 でやれば70人まで幸せにできるので、滑り落ちた30人は国で保護してあげて下さい” ということですね。
恐いのは 【落ちた30人=社会的弱者=能力不適合者=怠け者】 という短絡的な解釈が、世間的に成り立ってしまいガチな点でしょう。
「社会的弱者」 には、肉体的弱者と精神的弱者があり、肉体的弱者には老人や障害者が含まれるが、逆に精神的弱者には 「怠け者」 も隠れ蓑として含まれる場合も多く、線引きが非常に難しい (やっかいなことに精神的弱者ほど雄弁だし…)。
「能力不適合者」 は、単にその分野での能力が不適合なだけで、他の分野で能力を発揮できる可能性が高いので 「70人」 側に回ることが出来る。
セーフティーネット作りは考えれば考えるほど困難ですね…。 援助を厚くすれば甘えた 「怠け者」 が増えるし、薄くすれば生き場を失った思想テロが増える (実際、予備軍はかなり居るようだ)。 ここでも以前 「公約(5-3/3)」 で書いたような、犯罪心理・行動学の研究実験によるデータ集めが必要かも。
最初読み始めた時は、少し嫌悪感を抱きましたが、それも杞憂だったようです。 どうしても先入観を抱いて偏見の眼差しで見てしまうのが、自分の欠点と分かっているつもりですが、簡単には直りませんね。
細かい点を一々あげれば意見の違うところがあるのは、誰でも当然ですが、個人的にも理想に近いカタチの教育改革を、それも 「民間」 側から実現しはじめている人がいるんだと、深く感動しました。
『 「和民」 で出す生ゴミをゼロにしてから能書きたれろ!』 なんて無責任に言い放つのも簡単です。 しかし、イザ現実に実行するコトこそが困難である改革を、知恵と努力と情熱と信念と度胸で推し進めていく姿に感服しました。 ただでさえ頭の固い腐った連中が相手なだけ余計。 一般からは見えにくい教育現場の内情の一部や、公官界事情も知れて面白かったです。
肝心の 「セーフティーネット」 に関しては、それをどう実現するかが最大の難関なので、せっかく良い大学を出た官僚の方々には、こういうところで頭を使って欲しいモンです。
極端ながら結論をいえば、 “この本を認める人は向上心ある市民。認めない人は怠け者” ということでしょうね。
オレは、ベンジャミン・フランクリン的な 「舶来型資本主義」 が大嫌いです。 彼の思想では世界は「単色」になってしまいガチだからです。 しかし、渡辺氏のやり方ならそうではないかもれない。色んな色が育つ可能性がある。 そこに期待したいです。 少なくとも今まで読み聞きした 「資本主義」 提案者の中では、最もオレの身体に馴染めそうな感じです。
*鍛えて痩せるビリー型ダイエットと、寝ながら痩せるマッサージ器ダイエット。 前者はイヤでも痩せるが、後者は全然痩せられない。
「思想テロとしての秋葉原事件」 / 橋本努
http://www.econ.hokudai.ac.jp/~hasimoto/My%20Essay%20on%20Akihabara%20Terrorism%20200807.htm
まずは、読んで印象に残っている内容だけ書きます。(記憶で書いてるので正確じゃないです)
● 学校は、「客」である生徒の立場に誰も立っていない。
● 授業の成果が給料に反映されない為、やる気のない教員が増加。
● 教員を守る為に人件費が重み、私立校の半数が赤字運営。
● 教育委員会は、公立校と私立校との間で受入れ学生数を調整する談合の場。
● 学校への補助金を、「官」からではなく「子供の親」からクーポン券のように渡す制度にすれば、学校側は選んでもらう為に努力をせざるを得なくなる。
● 「社会的入院」という、寄り所のない老人を守る慣習がある為に、病床が足りなくなり結果的に病院が潰れていく。
● 医師不足にも関らず医師が一年契約の為、病院よりも医師のほうが立場が強くなり、怠慢な医師が増加。 医師の数が安定するまで、複数年契約が望ましい。
● 介護保険制度の「点数制」が、効率重視の最悪な介護を生んだ。
● 「客」である老人の立場に誰も立っていない。
● 日本の農業再生は、土地面積や人件費、地価を考えると、公的援助なしで世界市場とは戦えない。
● 輸入米が余っている為、稲作をやめ他の作物を作る農家に国が補助金を出している。
● 人間は基本的に弱く、怠け者。 楽なほうに流れるのが自然な流れ。
● 基本的に「官」には「経営」という観念が無い。
● 官僚は「教育を含めた公的事業に競争があってはダメになる」と云うが、実態は全く逆で、教職員の怠惰を生んでいるだけ。
● ここでいう「競争」とは他人との争いではなく、自分との争い。
● 日本人は「お金」を全面に出すことをイヤラシイと感じる風潮があるが、「お金」は単なる「道具」だと思えばよい。
● 守るべきは、教員ではなく生徒と教育。医師ではなく患者と医療。農家ではなく消費者と農業。
● 基本的な「官」の考え方は、技術の低い教師・医師・農家の保護が前提。 それは一見美しいが、逆に言えば技術の高い教師・医師・農家のやる気を削ぎ、技術進歩を遅らせている。民主主義に反する。
● 教育問題も、医療問題も、福祉問題も、自給率低下問題も、元凶は官庁による間違った(経営概念のない)政策。 民間企業参入を推進し、競争を発生させることが現在唯一の解決策。 ただそうなると格差社会(貧乏人はどの分野でも質の高いサービスを受けられなくなる)の拡大は拭えなくなる為に、国がセーフティーネット(社会的弱者の救済策)を敷く必要がある。
● 先進国(資本主義経済)が後進国の飢餓や難民を生んでいるのは間違いない。 なので、せめてもの罪滅ぼしに自らの利益をNPOでの援助活動に使っている。 10万人は救えないが、1人2人を救うことは出来る。 その1人2人が、将来自分の国を救う人材になるよう教育も受けさせたい。
● ワタミグループのスローガン 「地球上で一番たくさんのありがとうを集めるグループになろう」
● 「もう、国には頼らない」は貧しいカンボジアの孤児達の姿が教えてくれた。
この本の内容を誤解を恐れずに平たく解釈すれば、 “人の幸せが自分の幸せにつながる” という大前提で、 “現在の 「官」 による公共事業は、弱い10人を守る為に90人を泣かせている。 それを 「民」 でやれば70人まで幸せにできるので、滑り落ちた30人は国で保護してあげて下さい” ということですね。
恐いのは 【落ちた30人=社会的弱者=能力不適合者=怠け者】 という短絡的な解釈が、世間的に成り立ってしまいガチな点でしょう。
「社会的弱者」 には、肉体的弱者と精神的弱者があり、肉体的弱者には老人や障害者が含まれるが、逆に精神的弱者には 「怠け者」 も隠れ蓑として含まれる場合も多く、線引きが非常に難しい (やっかいなことに精神的弱者ほど雄弁だし…)。
「能力不適合者」 は、単にその分野での能力が不適合なだけで、他の分野で能力を発揮できる可能性が高いので 「70人」 側に回ることが出来る。
セーフティーネット作りは考えれば考えるほど困難ですね…。 援助を厚くすれば甘えた 「怠け者」 が増えるし、薄くすれば生き場を失った思想テロが増える (実際、予備軍はかなり居るようだ)。 ここでも以前 「公約(5-3/3)」 で書いたような、犯罪心理・行動学の研究実験によるデータ集めが必要かも。
最初読み始めた時は、少し嫌悪感を抱きましたが、それも杞憂だったようです。 どうしても先入観を抱いて偏見の眼差しで見てしまうのが、自分の欠点と分かっているつもりですが、簡単には直りませんね。
細かい点を一々あげれば意見の違うところがあるのは、誰でも当然ですが、個人的にも理想に近いカタチの教育改革を、それも 「民間」 側から実現しはじめている人がいるんだと、深く感動しました。
『 「和民」 で出す生ゴミをゼロにしてから能書きたれろ!』 なんて無責任に言い放つのも簡単です。 しかし、イザ現実に実行するコトこそが困難である改革を、知恵と努力と情熱と信念と度胸で推し進めていく姿に感服しました。 ただでさえ頭の固い腐った連中が相手なだけ余計。 一般からは見えにくい教育現場の内情の一部や、公官界事情も知れて面白かったです。
肝心の 「セーフティーネット」 に関しては、それをどう実現するかが最大の難関なので、せっかく良い大学を出た官僚の方々には、こういうところで頭を使って欲しいモンです。
極端ながら結論をいえば、 “この本を認める人は向上心ある市民。認めない人は怠け者” ということでしょうね。
オレは、ベンジャミン・フランクリン的な 「舶来型資本主義」 が大嫌いです。 彼の思想では世界は「単色」になってしまいガチだからです。 しかし、渡辺氏のやり方ならそうではないかもれない。色んな色が育つ可能性がある。 そこに期待したいです。 少なくとも今まで読み聞きした 「資本主義」 提案者の中では、最もオレの身体に馴染めそうな感じです。
*鍛えて痩せるビリー型ダイエットと、寝ながら痩せるマッサージ器ダイエット。 前者はイヤでも痩せるが、後者は全然痩せられない。
「思想テロとしての秋葉原事件」 / 橋本努
http://www.econ.hokudai.ac.jp/~hasimoto/My%20Essay%20on%20Akihabara%20Terrorism%20200807.htm
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吉田松陰と井伊直弼、正義はどちらだ? 勝者はいたのか? 己の信じる道を行く。
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