★ 公約 （２２） ： 人工妊娠中絶は殺人とします

　以前触れた死刑制度問題と共に　“永遠のテーマ”　の一つとしてにあげられることの多い、中絶（人工妊娠中絶）に関する新しい基準を設けます。
　中絶に関する賛成派と反対派の意見の対立は到底埋められるものではない、ということは感じています。　人によって倫理観・価値観が違いすぎるから。

　中でもよく争点をしてあがる主なものを例としてあげてみました、
　　● 胎児を人間として認めるかどうか
　　　　（認めるとしても妊娠何週目からか）
　　● 女性のプライバシー問題と胎児の命、どちらを優先するか
　　● 望まぬ妊娠（レイプも含め）の場合はどうか　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・・・などなど

　今更、快楽目的のＳＥＸ（性行為）を止めようなんて思ってもいません（止めたくも無いです）が、それによって罪も無い命を絶ってしまうのは、やはり人として無責任過ぎる。　「避妊」　という簡単な手段がありながら、快楽の代償を考えて行動に起こすくらいの理性を持たずに、地球環境問題なんかに取り組めるわけが無い。
　“犯行時の力関係が一方的”　である点や、　“被害者（胎児）に何の過失も無い”　点など、状況も卑劣極まる。
　かといって、望まぬ子をこの世に出したことで発生する問題も多いし、深刻です。　なので、望まれぬ子供を生んでしまう場合（レイプ以外で）は、世界中の子供に恵まれない夫婦へ養子縁組で授けることにします。　ただし、養育費は元親の全額負担にします。　簡単な話です。　“避妊すればいいのに、子供が出来る可能性を理解していながら敢えてしなかった”　罪に対する罰だと思っていただければ。

＊　副作用や認可の問題は多少あるようですが　「アフター・ピル」　という手段も最近ではあるようなので、“望まぬ妊娠”問題というのは事実上解決されていると思うんですが、いかがなものなんでしょう？　

　オレも 「天使の代理人」 になります。
公約！　妊娠何週目だろうと胎児は人間とし、人工妊娠中絶は殺人とします。
刑罰は死刑もしくは終身刑にします。



　日本では元々、中絶は「堕胎罪」という名の犯罪とされている　・・・筈なんです。　しかし　“子供を堕ろす”　ことが社会的な一般常識になっている現在、上記公約のような刑罰では重すぎるように思った人も多いかもしれませんね。　しかし、そう思った人がいるとするなら、それこそが既に胎児を人として認めていない証拠です。　倫理観が麻痺している証拠です。



















《ネットで拾った例え話》
　同じ日に妊娠した二人の女性。　妊娠６ヶ月目のある日、片方の妊婦は早産してしまうが、にも関わらず母子共に健康。　しかし同じ日、もう片方の妊婦は中絶を決心して実行する。
　生まれる前と後という違いなだけで、人間には違いない。　殺人には違いない。　胎内にいても母親とは違う脳波、心拍、遺伝子情報で生きている。　血液型だって違う可能性もある、別の人格であることに違いはない。


現実、自分が知らぬ間に我が子を中絶されてしまった経験を持つオレからの切なる願いでもあります。